エディターの活用法   ★index  ▲戻る>

いろいろなエディターがあります。ここでは私が使い慣れている秀丸エディターの
活用法を紹介します。サクラエディター等でもマクロが使えるので
同じような使い方ができるはずです。

秀丸エディターの入手先はこのページの末尾にあります。

秀丸エディターのインストールが終わったら起動してみましょう。
無題という空の画面が立ち上がります。
試しに「abc」と打ち込んでエンターキーを押してメニューを見ます。
メニュの右から2つ目に「マクロ」という項目があります。
クリックしてみるとプルダウンが下がり、下の端にマクロヘルプ(H)とあり
その上はマクロ登録(E)です。

マクロヘルプは必要に応じて読んでみてください。
メニュのその他の秀丸エディターヘルプもご参照ください。特に検索系コマンドの正規表現の項
マクロ登録の画面を開けます。

タイトル欄が10個、ファイル名欄が10個、「...」というボタンが10個、編集ボタンが10個あります。
試しにタイトル欄に「testmmdd」(mmddは月日)、ファイル欄に「testmmdd.mac」と入れてみましょう。
「testmmdd.macは見つかりません。新規作成しますか」というメッセージが出ますので「はい」をクリック。

空のマクロ画面が開きますので「replaceall "^","TESTTEST",regular;」と入力しフロッピーディスクの
アイコンをクリックして(あるいはメニューのファイルの上書き保存)上書き保存します。
このとき、C:\Users\whoo\AppData\Roaming\Hidemaruo\Hidemaru\Macro\testmmdd.mac  という名前で
保存されます。whooという部分にはあなたのユーザ名に置き換えられます。
この、C:\Users\ 以下のディレクトリはシステム障害が起きてWindowsを入れ替えたとき、気を付け
ないとデータが失われます。「...」というボタンを押してもっと安全な場所に保存するのが
いいかもしれません。

なお、このページでは"\"という書き方をしていますが、別に気取っているわけではないのですが
日米の文字コードの違いで"¥"(YEN SIGN)と書いてあっても"/"(BACK SLUSH)に化けるのです。

そこでマクロ登録画面で「OK]ボタンを押すとマクロ登録画面が消えますが、もう一度マクロメニュを
開くとメニュにさっき登録したマクロが登録されているはずです。
そこをクリックしますと、「abc」と入力した画面が「TESTTESTabc」に変わります。

メニュのその他の秀丸エディターヘルプの検索系コマンドの正規表現の項を見ますと"^"は行頭 とあります。
行の頭という抽象的な場所のみある存在が「TESTTEST」という文字列に置換されます。
正規表現って、何やら難しそうですね。
  
今度はエクセルを開き、a1にa1、a2にa2、b1にb1、b2にb2といった調子で
入力します。
  
今度は入力したエクセルのエリアを選択し、コピーし秀丸に貼り付けます。
秀丸の画面上のデータは次のようになっています。なお[tab]はタブ、[cr]は改行です。
  
a1[tab]b1[cr]
a2[tab]b2[cr]
  
また、上に書いた要領で以下の内容をxlshtml.mac という名前で保存します。
-------------------------------------------------------------ここから
replaceallfast "\t","</td><td>",regular;
replaceallfast "^","<tr><td>",regular;
replaceallfast "$","</td></tr>",regular;
replaceallfast "<td></td>","<td>  </td>";
gofiletop;
insert "<table boarder = \"1\">\n";
gofileend;
insert "</table>\n";
endmacro;
ここまで-------------------------------------------------------------

これを実行しますと

a1[tab]b1[cr]
a2[tab]b2[cr]

が
<table border="1">
<tr><td>a1</td><td>b1</td></tr>
<tr><td>a2</td><td>b2</td></tr>
</table>

になっているので、ホームページに貼り付けると次の通り。
a1b1
a2b2
こんな小さい表ではありがたみが無いのですが、もっと大きなエクセルの表を自動変換し
ホームページに貼り付けてみましょう。なお、このホームページ上の表も基本的に
上に書いたマクロに少しinsert行を追加して使っています。
皆様も独自の改良を加えてください。

こんな大きな表もエディターで作りました▼ ISO 8599文字コード表
参考マクロ  参照後左上の←ボタンで戻ってください。
tabtbl.txt▼ タブ区切りデータをTABLEタグに変換。無害化も実行
pre.txt▼ 元テキストの危険要素である文字を無害化してPREタグを作る

no image
◆ 秀丸エディターの入手先
★index  △TOP
inserted by FC2 system